高齢者の主観的認知低下を対象に、0.9 mg/日スパーミジンを12か月投与した臨床試験で、前頭頂葉(precuneus)の血流がプラセボ群に比べて増加し、白質の微細構造が安定したことが報告されました。しかし、SmartAge参加者75名を対象とした探索的MRI解析では、脳容積や皮質厚、白質高信号に有意差は認められませんでした。さらに、これらの画像学的変化は記憶性能と関連せず、親試験でも記憶改善は確認されていません。本稿では、得られたシグナルの意味と限界、実際の投与量や食品中の供給源について解説します。
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